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「アジアと日本」から「アジアの中の日本」へ(3)

今回で3回のコラムの最後になります。

現在、私は独立して中国を中心とするアジアビジネスのコンサルティングや講演、執筆等をしている。仕事で知り合った現地の方や現地の友人たちと話していると、政治、外交、経済など様々な分野でアジアが重要になる時代だが、日本の存在感の薄さが非常に気になる。日本にはまだまだ世界に発信できる技術、文化、価値観、企業哲学などが埋もれている。それを世界に発信していくにはグローバルリーダーの育成が必要だ。それは従来型のカリスマで強い主張を持ったリーダーではなく、全体の場の調和を考えることができ、個人の才能を引き出すことができるリーダーだ。アジアはこれから環境・エネルギー・貧困・高齢化など様々な社会問題を抱えることになる。しかし、これらはアジアの中では唯一日本が最初に直面してきた課題であり、解決のための技術やノウハウを持っている分野だ。今こそ、アジア人として共に創造的な解決策を提示していく人材が求められている。そういうグローバルリーダーが日本から出ることが世界的に見ても必要な時代だと感じる。「アジアと日本」という分離された世界から、「アジアの中の日本」に。日本がアジアの持続的発展に貢献できることはまだまだあるはずだ。それに向かって自分も取り組んでいきたい。





<バックナンバー>

「アジアと日本」から「アジアの中の日本へ」(1)はこちら

「アジアと日本」から「アジアの中の日本へ」(2)はこちら

Category: 執筆

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